センセのカラダを丁寧に拭いて清潔な服も着せさせる。


高杉が。


「やさしくしてあげてね。ちゃんと全身綺麗にするのよ」

「私、まさか成人男性のこのようなお世話をすることになるとは……」

「つべこべ言わない」


本当はぜんぶしてあげたいけれど、そんな力、ないし。

それにセンセの大事なところを勝手に見るなんてはしたないわ……!


「ベランダに洗濯物がたまっているようね。片付けてちょうだい」

「かしこまりました、お嬢様」

「わたしの下着は分かりやすい場所に干すこと」

「なぜです?」

「そんなの。センセに見つけてドキッとしてもらうために決まってるでしょ。もしものために、可愛いのつけてきたんだから」


あとは、そうね。


「今のうちに。それっぽく写真を撮るわよ」