「ずっとそばにいて欲しいのっ」




睦『うん。』





「私の存在理由が欲しいよぉっ…」





ただ、誰かにそばにいてほしくて。





私の存在理由がほしくて。





居ても、生きててもいいんだって思いたい。





睦『じゃあ、俺が智和の存在理由になるよ。』





「ふぇっ…え?」





睦『隣に誰かいて欲しいなら、俺がずっとそばにいる。存在する意味が欲しいなら俺が智和を大切にする。』





それ、それって…




「どう、言う意味…?」





睦『俺の…彼女にならない?』





彼女になったら、彼女になれば…




「ずっとそばに居てくれる?」