3分後……

ようやく梓瀬君は私を離してくれた。

「はぁっはぁっ………」
私が肩で息をしている隣で

梓瀬君は「お前が悪いんだろ」なんて言ってケロッとしてる。


呼吸が落ち着いた頃
「梓瀬君!何なの!?何でき…き…キ…スなんてしたの!?」

梓瀬君に聞くと

「お前が承諾すればキスなんてしなかった」という。