「その気って……ん、」
私の言葉を遮るように梓瀬君はキスをしてきた。

(え!?何でキスされてるの!?)

梓瀬君を突き放そうとするけど押さえつけられてるからそうも出来ない。

「……んん!!」

(息が出来ないよー!酸欠になるよ!)

私は少しでも新しい酸素を取り入れようとするけど、その隙すら与えてくれない。