浅葱色の約束。

ランクイン履歴

歴史・時代1位(2020/05/10)

歴史・時代

浅葱色の約束。
作品番号
1600813
最終更新
2022/10/22
総文字数
212,910
ページ数
464ページ
ステータス
完結
PV数
1,721,389
いいね数
472
ランクイン履歴

歴史・時代1位(2020/05/10)





灯りの無い町、不恰好な握り飯、
刀を差した侍、月が照らす道。

出会いは、そんなもの。



『───寂しいってなぁに?』



愛情を知らずに育った少女がひとり、
幕末の世を彷徨う。



『はっ、死後の世界だ?
俺達まで勝手に殺してんじゃねえ』



けれど、そこには。

“過去”では知れなかった、
ごくありふれた幸せ─愛情─があった。







『笑ってくれ、トシ。…俺は鬼にはなりきれんよ』



少女を拾った男は、
そう言いながらも嬉しそうだった。



『俺からすりゃあ近藤さん。
あんたが一番の鬼だぜ』



“時として愛情は、哀しみを連れてくる”







彼等と交わした約束はいつだって
やさしくて 、 あたたかくて

そして



『───…幸せになれ。』



哀しいほどに、綺麗だった。



浅葱色の約束。










※理人の原点です。

拙い文章力ではありますが、それ含め大切
にしているため、あえて訂正していません。

歴史に沿っているようで忠実ではございません。
年月、方言に差異があります。


それら諸々了承の上、温かい目で
ご覧になっていただけますと幸いです。



この作品のレビュー

★★★★★
2024/04/10 01:28
投稿者: あい さん
ネタバレ

レビューを見る
★★★★★
2022/11/28 01:02
投稿者: 如月深紅 さん
浅葱色の約束。

個性豊かな新撰組の方々と、寂しさを知らない少女梓の物語です。時には喜びを、時には哀しみを、そして残酷さを、儚さを。本当に綺麗に、丁寧に紡がれた作品です。キャラクターひとりひとりに息が吹き込まれていて、美しい作品です。 涙無しでは読めませんので、必ずハンカチ、ティッシュを握りしめておくことをお勧めします。 読んで後悔はないと断言できる神作品です。 ぜひ、読んでみてください。

★★★★★
2021/12/08 14:08
投稿者: わたがし さん
ぜひ読んでください。

このシリーズの良さは400文字程度では表せません。 ですが,私という1人の人間が,心から書籍化を望む程面白いという事を確約します。 あぁあと,涙無しでは読むことが出来ないでしょう。 ハンカチを用意してから読むことをおすすめします。 どうかこのレビューを見つけてくれた皆様,ぜひ一巻であるこの作品だけでも目を通して見てください❗

この作品のひとこと感想

すべての感想数:181

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