「わぁ~真っ暗ね…遠矢! 危ないから莉桜ちゃん送ったげなっ!」 『えっ??このくらい大丈夫ですよ! それに遠矢先輩だって疲れてると…』 「俺大丈夫だから送るよ??」 後ろから遠矢先輩の声がした。 『いや…本当に大丈夫ですから…』 「駄~目。もしも何かあったらどうすんの?? 絶対遠矢に送らす!!!!」 『あ…はい。』 半ば強引だけどアタシは 送ってもらう事にした。