『涼っていっつも無理して笑ってるよね?
作り笑い...疲れない?』



言葉を発したアタシを見て
涼は驚いた顔をしたね。


「気付かれてたんだ…」

『うん…
入学した時からずっと…』

「俺の作り笑いに気付いた奴はずっと一緒にいた、兄貴といとこだけだったのに。
莉桜は凄いなっ。」


『いつみても涼は無理して笑ってた…それがすごい辛かった。
バリアをはってる涼みてると悲しくなるよ…』


アタシの涙は
もをすぐそこまで来てた。


だって好きな人が
いつも辛そうに笑うから…