「だからっ!!!無理すんなって………なぁ?
誰もお前責めたりしねぇよ……」


「マネージャー…劇は俺らが適当にやるから保健室…」


そんな部員の声をさえぎったのは蘭架さんだった。



「アンタら馬鹿…?」



蘭架さんがみんなに言った。



「莉桜ちゃんがどんな想いでやるって言ってんのか分かる?

アンタらこそこんな想い無駄にしとどおすんのよ?

莉桜ちゃんの体は莉桜ちゃんしかわからないのよ…

莉桜ちゃんが出来るって言ってんのっ……!!!

ねぇ……??莉桜ちゃん」


『はいっ……。』