~~♪ 携帯の着信音が鳴った。 ディスプレイに示されたのは《涼》だった。 『もしもし~?』 「遠矢っ!!!俺っ…涼だけどっ!!!!!ちょっと聞いてくれよっ!!!」 『分かってるよ…うるさいからちょっと声の音量落とせ…うるさいよ』 「あっ悪い… てゆかな!!中学で俺の事ちゃんと見てくれる奴がいたんだよっ♪」