「あ〜あ、せっかく練習してたのに‥」

「しょうがないよ。きっとすぐ止むから」


しかし、1時間経っても雨は降り続けていた。晴香は、ずっと雨が落ちてくる空を見続けている。
そのまま無言の時が続く‥。
俺はずっと晴香の横顔を見ていた。





その時、俺は何を思ったか晴香の顔に自分の顔を近づけていた‥。


「た、拓ちゃん?」



そして、俺は晴香に






キスをした。