総合ルームに着くと、陸ちゃんが居た。

「遅せぇよ。これからチャイム鳴った瞬間教室でろ!」

・・・そんな殺生な!!
心の中で叫んでも陸ちゃんには言えない私。

「突っ立ってねぇで早く座れ。んで、これやっとけ。」

目の前にあるのは山積みにされた数学の問題集。
たたでさえ数学嫌いなのに、ありえない。それを知りながらやらせるなんて!
まあ、やるしかないか。

「はぁ〜ぁ」

「ため息すな!んじゃ頑張れ〜!んじゃ俺、会議だから。」

そういいながら陸ちゃんは部屋をでていった。

………
…………
この状況、あなたならどうします?


私は・・・・
「おやすみ!」
と叫んで寝た。