私だとわかっていて


「俺の不注意で」


なんて言って……。



あの日よね、
アナタに大きな“借り”
作ったのわ―――…。



あの日、私がアナタの
グローブを学校の
焼却炉にいれて燃やそうとしたとこを

武に見つかって
殴られそうなとこを


アナタは助けてくれた。