茜が風呂から出てきて、寝室の化粧台の椅子にこしを掛けた。 「髪…伸びたな。」 俺は、何を思ったか…ドライヤーを持ち茜の髪を乾かしてる。 「ふふ…。今気づいたの?」 茜が表情を緩めて笑う。 "可愛いなぁ〜。" 茜の仕草のひとつひとつが愛しい。