茜の腰に手を伸ばして、抱き寄せた。 あれ? 茜、痩せたか? 最近、帰りが遅くなる日とか朝早かったよな…。 「洋太…。」 茜が俺の胸に顔を埋めて呟いた。 「ん?」 俺も、瞼を閉じて答える。 「あたしは、洋太が好き。変わらず、好き。」 何だコイツ! スゲェ可愛い!! 俺は、ギュッと茜を抱き締める腕に力を込めた。 「俺も。」 すると茜がヒョィッと顔を上げた。 「俺も、何?」 「好き。」