暁さんに引っ張られながら向かった先は私達の寝室だった。


美花「ちょっ、暁さん、そんなに強く握ったら」


私は手首が痛くて、暁さんに訴えると急に抱きしめられた。


暁さん?なにかあったのかな?


暁「……」


美花「そんなに強く抱きしめなくても、私は逃げませんよ?もしかして、さっきの花瓶の事ですか?それなら笑「好きだ」?!」


いつもは自分の思いをあまり言わない暁さんが素直で私はびっくりしたのはもちろん、とても照れてしまった。


美花「あ、暁さん?すごく照れます……急にどうしたんですか?!」


暁「誰にも渡したくない……好きだ……」


美花「私は暁さん以外は好きになりません」


暁「ああ」


美花「暁さんまずご飯とお風呂済ませちゃってください。ね?」


暁「……」


美花「また後でもお話はできます笑」


暁「わかった」


この人は不安になると私を抱きしめるようになった。本当に変わった笑


美花「暁、好き」


暁「?!みッん!」


私は暁さんにキスをした。私の思いを思いっきりキスにのせて


美花「ドキドキさせられてばかりなので……お返しです笑」


暁「風呂入る……」


美花「凛斗だけまだ入っていないので一緒に入ってきてください」


暁「わかった」


美花「ふふ笑」


可愛い……