美花「2人とも電話の最中に来ちゃダメじゃない」


凛「だってお菓子欲しかったんだもん〜」


美花「だめ、ご飯食べれなくなるよ?」


凛「……」


美花「広間で皆と遊んで待ってて、お母さんご飯作らないといけないからね?」


凛『はーい』


美花「ふふ笑」


30分後

桃「あとはサラダだけですね、美花さんお皿を用意してくれますか?」


美花「はい」


おかずが出来たので次は皆のお皿に盛り付けて行った。皆が取り合いにならないように平等に入れなながら、もちろん、下っ端たちの分も、相当な量をいつも私と桃さん、ももさんの弟子で作っている。

凛斗「お母さん、まだ?」


美花「丁度でしたよ〜」


凛斗「手伝う」


凛「凛も!」


美花「それじゃあ凛斗はみんな分の箸が入った竹の箱を持って行って、はい」


凛斗「うん」


美花「凛はみんな分のコップ……を後ろの人と一緒に!もっていって?」


凛「えぇー凛ひとりでもてるのに〜」


部下「お嬢さすがにこの量はまだ無理っす、俺と一緒に行きましょ」


凛「はーい」


最近凛の補助的なのに回された男の子まだまだ若い、中学生になったばかりの子達、名前は羽宮 波くん


凛「波抱っこ!私はコップを持つ!」


波「それじゃあ俺の立場が〜」


凛「落ちないようにすればいいんだよ!」


波「はい……」


頑張れ笑

凛斗は大丈夫かしら?


部下「若、重いんなら俺が持ちましょうか?」


凛斗「自分で持てる!」


羽宮 真斗 波君のお兄さんクールだがとても優しい


真斗「せめて抱っこさせてください、コケたら大変です。」


凛斗「……途中だけでいい」


真斗「はい……笑」


可愛!


オカズも運び終わりみんなの帰りを席で皆と話しながら待っていた時、


明「俺は絶対に反対だからな!!」


春樹「この声明か?」


美花「声を抗えて何かあったんですかね?……」


桃「……見てきましょう、」


桃さんは広間から出て行った。
後から春樹さんも出ていってしまった。


美花「なに?」


気になる、少し覗いてみよう!

スー

台所からでて玄関の前まで行くと大惨事だった……


明さんと広さんが喧嘩をしていた。


な、なに?!一体何があったの?


春樹「美花お前は広間にいろ」


美花「あ、な何かあったんですか?」


春樹「いいから行ってろ」


美花「?!はい…」


私は春樹さんの言葉に圧倒されそれ以上何も言う事が出来なかった。


広間に行くと下っ端さん達と子供達しかいなかった。