広「契約は何なのかはしらねぇけど暁はその契約で当分悩んでたな」
美花「暁さん、何の契約を交わしたんですか?」
暁「あの女と婚約する事」
美花「え、」
暁「昔はどうでもよかった、けど今は美花と凛達がいる、本当の守るものが出来たからな、あの契約を破棄する」
美花「…私のせいで無理をしていませんか?」
暁「ない、無理してたらとっくにお前に言ってる」
美花「はい、」
暁「お前は気にせずに凛達のそばで笑ってろ」
美花「はい、」
暁「ちょっと電話してくる、先にご飯食べてろ」
美花「…」
春樹「…」
美花「…」
私は静かにみんなのご飯を盛り付けた
桃「美花さん心配しなくても組長は貴方と若とお嬢を見捨てたりはしません。それに若達にも気概が内容にこちらから護ります」
美花「はい、」
桃「食事を運んで来ます、盛り付けをお願いしますね」
美花「はい」
やっぱり…心配だよ…また離れ離れになるかも知れない…こんな恐怖もう、味わいたく無いのに…
春樹「美花、あんまり深く考えるな」
美花「先生」
春樹「桃も言ったようにガキ達のことを考えろ」
美花「…はい、」
春樹「…ポン、ポン」
先生は私の頭を撫でてくれた
美花「ふふッ先生私の事まだ子供扱いですか?」
春樹「え?」
美花「私が生徒の時もたまに撫でてくれますし、私先生の妹になったみたい、」
春樹「妹よりもっと大切な存在だよ」
美花「え?」
春樹「美花、お前が俺に笑いかけるたびに俺は苦しい…なんでだろうな?…」
先生は言葉を言い終わると準備していたご飯を運んで行った。
美花「…」
私はたまに先生が何を考えているのかわからなかった。
凛「お母さん……」
美花「?!ごめん!お腹すいたよね〜」
凛「……また、凛達お父さんとお別れするの?」
美花「どうして?」
凛「お父さんとお母さん、さっきのお姉ちゃんのせいで、しょんぼりしてるから」
美花「違う、もっと愛が深まったんだよ!お父さんとお母さん!笑」
凛「そうなの?」
美花「うん!」
凛「……良かった!凛お母さんのお手伝いする」
美花「ありがとう!」
お母さん、あんな人には負けないからね!絶対に2人を守るから、何があっても