そんな勇気俺にあったらもう既に爆売れの芸能人になってるわ!!



「まぁ、そうだよね…いきなり抱き合えって言われてもね…」


コクコクと首が取れるんじゃないかってくらい頷けば、




「宮田君」


気づけば、白井咲良が目の前に。


何で俺の名前知ってんだ…?



じゃ、ねぇ!!
ちか!!女優ちか!!!!



「あ、えと。すごい光栄なんですけど…」



無理だ!無理すぎる!心臓飛び出る!
俺にはそんな勇気ねぇ!!



「失敗してもかっこ悪くないよ。だから怖がらないで」