近藤「話とはなんだ?」


空雷「翔太が狙われてる」


永倉「なんでだ?」


空雷「翔太は鬼だといっただろう?
狙ってくるのは妖の一族。
鬼と妖は敵対していてな、
親が居ない今を狙ってきたと思う。」


土方「そうか。翔太が捕まればどうなる?」


空雷「殺されるか、妖にされるかだ」


山南「妖にされる…とは?」


空雷「純血の妖後を体内に入れられ、
半妖になるんだ。なったらあやかしの技が
つかえるようになる。」


井上「なるほど…それだけじゃあないんでしょう?」


空雷「鋭いな。あぁ、他にもある。
血に拒否反応を起こすと…死ぬ。」


沖田「死…」


土方「なるほどな。」


空雷「暫くは俺が離れずにいる。
が、お前らも気をつけてくれ。」


近藤「わかった。気をつけよう。」


斎藤「空雷。お前は何者なんだ?」


空雷「俺は…妖だな。
だが俺は翔太の味方だ。心配無用」


斎藤「…そうか、疑って悪かった。」


空雷「いいや、大丈夫だ。
俺は翔太が心配だ。見てくる。」