僕だけは生き残った。




翌日、村に戻ってみると


死体しか無かった。



誰も動かない。喋らない。



僕は逃げたことに後悔した。



そこからは感情を無くして頑張った。



でも何年経っても歳を取らなくて、


考えてた時に思い出したんだ。



「鬼の一族は、感情を無くすと歳を取らない」


って、


僕は感情を戻そうとしたけど戻せなかった。


僕は諦めて生きるために仕事をしてた。



それが殺し屋。依頼が来れば人を殺す。


僕はそれでたくさんの人を殺してきたんだ。