「せ、先生。怒ってる・・・?」



「ウソ彼辞めよっか?」


その言葉に、今までないくらいダメージを受けた。


「好きなやつに誤解されるの嫌だろ?」


先生の一言一言が胸をえぐる。


もういっそのこと言ってしまった方がいいんじゃないか。そう思ったけど


私が横に首を振ると、先生は頭をポンポンして


「じゃあ俺の横から離れちゃダメだろ。」


やっぱり先生は、なな兄は・・・