「皆、優勝おめでとう!かんぱい!!」


「「「かんぱーい!」」」



駿斗の音頭に合わせて、皆が声を上げる。



「お前らちょっとは手加減してくれ・・・。」


「えー?先生の家って会社なんじゃないのー?」



そうなの??
すごーい!
たのめたのめー!!


皆は一斉に頼みだす。


「ねぇねぇ、ほんとにそうなの?」

美麗が私に質問してくる。

「いや、私も知らなかった・・・」


前車で送ってもらったときに一人っ子って話してたし、会社継がないのかな??



「まぁそんなの関係ないでしょ?華ちゃんは」

「うん!もちろん!」


いま先生はいろんな女の子に囲まれてるけど、私は我慢してずっと見てる。


「華ちゃんそろそろ作戦開始しよっか?」



「うん・・・・!」