次の日__
私の家には美麗がいる。
先生の事を相談するため。
「そうなのねー・・・って、シロツメクサってそんなにおいするっけ?」
「するよ!先生からシロツメクサの優しい香りがしない?」
「知らない。私先生とそんなちかくになったこと無いし。」
その言葉に顔が真っ赤になる。
「可愛いなおい。多分だけど先生華のこと好きだよ」
「そ、そうかな・・・??」
「だって、キスをこの21年間誰ともしてこなかったわけじゃん?ある人のために。だから頬っぺたでもある人じゃないとしないと思うよ?」
た、確かに。
美麗は今日の焼肉のためにメイクをしている。
大人っぽいなぁ・・・
「今大人っぽいなぁっておもったでしょ。華もやるんだからね??」
そう。美麗は今日私にメイクをしに来てくれている。
「うん・・・。でも大丈夫かな・・・?」
「あのねー元がいいから全然大丈夫なの!っていうか、そのために今から駿斗とみりとが来るんでしょ?」