華side
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もー!先生ちょっと調子乗りすぎ!

「ちょっと待ってよ。華ってはやとのこと好ムグッ」


ちょっとみりと黙って!

私はみりとの口を塞いだ、

「っていうことだからさ。まぁ信用してるから言ったんだし、これは他言無用!」


そう言うと先生は颯爽と去っていった


もちろん空気は最悪で


「華、ほんとにあいつのこと好き?」


ギクッ
やっぱりバレてるよね…?

でも先生がここまでやってくれたんだし…、


「好きだよ。先生のことが」


私はこうすることでしか駿斗を振り向かせることが出来ないんだ。


「なんか美麗ちゃんと駿斗のこと見てたら、私も恋したくなっちゃって。ダメもとで告白したら、OK!して貰えちゃって!」


今の私すっごいダサい。
こんなの逃げただけじゃん。

「ごめんごめん。突然びっくりさせちゃって。」


「華ちゃん無理しないでいーから。」

「っ別に無理なんて「してるように見えるわよ?私でも分かるわ」


美麗ちゃん……


「ううん!無理はしてないんだ。ただいろいろ不安っていうかなんというか」



「なんかあるなら絶対俺に言えよ?というか俺をまず頼れ。」


お、これはちょっと心配してくれてる??


嬉しい・・・


「うんっ!」



そうして私たちはお昼ご飯を食べて、自由行動に移った。