「華ー?大丈夫?」


そうやってもう華呼びが板に付いた先生が近づく


「イチャイチャしないといけないんだから、ここおいで?」


そうやって先生は自分の膝を、叩く


え?!先生の膝に座れってこと?、


「早くー華?」


そういう先生の目が本気だったから、私は大人しく移動した。


すっごい近いんですが。


「あーあ華。顔真っ赤だよ??可愛い」


またそうやって耳元で囁く。


王子?いや今は小悪魔にしか見えない。


「早く名前よんでよー」



「な、な、なな、七音!」


は、




はぁぁあ、言ったー



「よく出来ました」


そうすると先生は首筋にキスをした


「ひゃぁ!」


恥ずかしい。恥ずかしすぎる!!



「じゃ、先生!私そろそろ行きますね!」



「あ、うん分かった。ちゃんと言うんだよー」



「は、はい!それでは!」



そうやって部屋を出ようとした時


ギュ



せん…せい?


先生は私にバックハグをしてくる。



もう…大人過ぎて窒息しそう、


「華はこっちの方がいいよ」


そう言ってシュシュで私の髪を高く結う。


先生の指が触れたところ全部が熱を持って熱い…

「はい。行ってらっしゃいませ、華。」


「行ってきます、七音っ!」


私はそう言い捨てて、部屋を出た