「華っっ!」



っ!


私は安心して泣きそうなのを堪えながら七音に抱きつく


「あんな子供みたいなことで怒ってごめんね。拗ねてごめんね。私は七音のことが世界で1番好きだから~!!」


「え、は、華?!」


私は言いたいことが全部言えた安心から我に帰って


「っプっ!華顔真っ赤!」


顔真っ赤…恥ずかし…

でも

「七音だって。」



「っはぁ!べ別に照れてないし。」


「もー。意地っ張り。」



そういうと私たちは顔を見合わせて爆笑した


「やっぱり華が1番って昔っから思ってたけど、今は違うんだよ。」


??

それってダメじゃない??


「あ、そういう意味じゃなくて。俺は今、華に1番って思って欲しいって思っちゃってるんだ。独占欲強いのな、」


そうやって自嘲気味に笑う七音は、私がまだ七音のことをい思い出してなかったときに時折見せていた、切ない表情。


「私は…大好き。七音のこと1番大好き。」



そういってぎゅっと抱きしめる



「俺も。華が1番大好き。勘違いさせてごめんな。」



「ううん!ありがとっ!」