薬室にて__


「お嬢さん今日は何をするんだい?」


いつものように白雪の仕事を見つめるオビ。


「今日は止血剤を作りたいから材料の実をこれから取ってこようと思うんだけど、、、




オビも来てくれる??」


オビに近づき遠慮がちに見つめられたら断る理由もない。


「お嬢さん今日はやけに素直ですね。さては荷物持ちですかい?」


「あたりっ」


クスッと笑う白雪のどこか幼さも残る笑顔に少しドキっとする。


「素直なお嬢さん嫌いじゃないですよ。いつも素直だと良いんですけどね。」


照れたのを誤魔化すように意地悪に言う。


「それはオビ次第です。」

___。。。


「ちょっとそれ俺のマネですかい?」


"さぁ?"と首を傾げイタヅラな笑顔をむけた。


「さぁ行こっ!

オビ。」