と声をあげたのは、美舟さんと一番仲の良かった大学院に通っている23歳のありささんだった。
二人は年が近いこともあり、仕事のない日も一緒に遊んだりしていると聞いていた。
そのありささんも知らなかったということは、知っていたのは本当に雅暉さんだけなのかもしれない。
「雅暉さんは北海道行かなくて良いんすか」
空さん・・・・・・。
そうだ。
美舟さんが北海道に行ってしまったら、雅暉さんとはなかなか会えなくなってしまう。
なぜ今になって実家に帰らないといけなくなってしまったんだろう・・・・・・。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…