「みんな、今日は集まってくれて本当にありがとう。実は・・・・・・今日はあたしの如月で過ごす最後の日になります」


「えっ・・・!???!」


「美舟さん、本当ですか!?」


「えええ・・・・・・!?」


 雅暉さんを除いてみんな、驚いていた。


 私も陽十香と顔を見合わせていた。


 美舟さんが、如月で過ごす最後の日・・・・・・?


「実はあたし、実家の北海道に帰らないといけなくなってしまったの・・・。それで、もうここでは働けなくなってしまって。だから最後にみんなと食事会でも出来たら、と思って雅暉くんに頼んで開催して貰ったの」


「そんな・・・・・・」