私は頭の中がパニックになり過ぎて頭から煙が出てきそうな勢いだった。

 そして私の頭の中のエンジンは限界になっていた。


「……梓……」


 あぁぁ~っっ‼ 


「……オレが……」


 なっ……なにっ……光くん……っ⁉


「……オレが…………キス……したいのは……梓……だけだから……」


「‼□△○~⁉□○~‼」


 あぁぁ~っっ‼ 誰かぁぁ~っっ‼ たっ……助けてぇぇ~っっ‼


「……まったく……」


 ……え……?


「まったく何やってるのよ……」


 ……その声は……。