高3の4月、新しい塾の先生に変わった。その先生は前の先生と真逆のタイプの人で、真面目で寡黙で賢そうな人だった。
初めての授業の時、軽い自己紹介をした。
先生の名前は大橋柊悠。
授業を持ってもらって始めの1ヶ月はお互い緊張してあまり話せなかったが、5月頃になると私の部活の話や、最近あったことを話すようになった。
いつしか、先生のことが気になり始めた。
5/20、授業が始まってはじめの数分間雑談をしていた。
「今日、俺の誕生日なんだよね」
「え、おめでとうございます!!」
「まあ、20歳越えれば誕生日なんてどうでもいいけどね笑」
いや、じゃあなんで誕生日アピールしてきてん。まあ、誕生日は祝われて嫌な人はそういない。帰りに手紙を書こう。
ルーズリーフを取り出し、
先生、20歳の誕生日おめでとうございます!素敵な一年になりますように。
これからもよろしくお願いします。
なんてことを書いて渡した。
渡すときに
「先生、やっとお酒飲めますね!」
なんてことを言うと
「いや、俺今日で21歳笑」
とても恥ずかしかった。先生に
「手紙に書いた20歳の部分、21歳に書き直しといてください!」
と言って、逃げるように塾を去った。
初めての授業の時、軽い自己紹介をした。
先生の名前は大橋柊悠。
授業を持ってもらって始めの1ヶ月はお互い緊張してあまり話せなかったが、5月頃になると私の部活の話や、最近あったことを話すようになった。
いつしか、先生のことが気になり始めた。
5/20、授業が始まってはじめの数分間雑談をしていた。
「今日、俺の誕生日なんだよね」
「え、おめでとうございます!!」
「まあ、20歳越えれば誕生日なんてどうでもいいけどね笑」
いや、じゃあなんで誕生日アピールしてきてん。まあ、誕生日は祝われて嫌な人はそういない。帰りに手紙を書こう。
ルーズリーフを取り出し、
先生、20歳の誕生日おめでとうございます!素敵な一年になりますように。
これからもよろしくお願いします。
なんてことを書いて渡した。
渡すときに
「先生、やっとお酒飲めますね!」
なんてことを言うと
「いや、俺今日で21歳笑」
とても恥ずかしかった。先生に
「手紙に書いた20歳の部分、21歳に書き直しといてください!」
と言って、逃げるように塾を去った。