子供達を 絵里加のママに預けて 由希と一緒に 行こうとする絵里加。
「絵里ちゃん、私 一人で大丈夫だよ。ちゃんとご挨拶して お話し聞いてくるね。」
由希の言葉に
「本当?それじゃ ひとみに よく頼んでおくわね。」
と少し心配そうに言う。
由希は 絵里加の優しさに 胸を打たれる。
こんな風に 自分の為に 誰かが動いてくれること、自分を 心配してくれることに 慣れていなかったから。
いつか 自分も 人の為に動ける人間になりたい。
全てが 由希にとって 新鮮な喜びだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…