お辞儀をすると、先生と一瞬だけ目が合った。少しだけ、ドキッとした。
きっと気のせいだよね…目が合うなんて、普通だもん…。
「…それって、先生のことが好きなんじゃない?」
「えっ?そんな…目が合っただけで?」
「まぁ、そうだよね〜先生だしないでしょ?凛はそういうの好きだから」
特別授業がないお休みの日曜日。
今日は凛ちゃんと愛美とショッピングに来ていた。
「…でもさ、片瀬先生も彩愛に気があるように見えるんだよね〜」
「えっ?そうなの⁈凛。教えて教えて!」
「それがさぁ」
それから片瀬先生の話とか夏休みの予定を計画を立てて…愛美の彼氏の惚気話を聞いたりした。
3人のお揃いを買ったりして久しぶりのショッピングを楽しんだ。
帰宅すると18時になっていて、ご飯を食べてからいつものように部屋で勉強をして……知らない間に眠ってしまった。