「さて…。貴方にはさっそく仕事してもらうわ。よろしくね。」


「よろしく…。」



「ハイ!飲んで飲んで飲んで~…」

ホストが叫んでいる。まるでドラマを見ているようだ。

そんなのを今目の前で見てるんだからまじ迫力やべーし。



その中で1人だけ偉そうに座っている男がいる。



「ぁ~。あれはウチのNo.1、聖斗よ。貴方のライバルになるといーわね(^^)」


「頑張ります…」

そうだ俺はこの店のNo.1にならなきゃいけない。


やりたくもない
俺の大嫌いな…


美沙の大嫌いな


ホストの中で一番に。