優哉に電話しようと思って携帯を開いた。


…ボッ

急に顔が熱くなった。
そーいえば優哉に電話するの初めてだ。

なんか緊張しちゃう…


なかなか電話できなくて私は一度携帯を閉じた。


「お風呂入ってからにしようかな…〃〃」



…バシャッ


「ふぅ~…。何て切り出せばいんだろ~(._.)」

ゆぶねにつかりながら呟いた。


「ぅ~ん。今日どんな日か覚えてる!?とかかなぁ~…ぁ~〃〃ダメダメ!のぼせる~!!」


「ちょっとぉ~?何独り言言ってんの~。」
お姉ちゃんが洗面所で笑った。


「なっなんでもないっっ!今出るからッ」

―バシャッ



こんなことをしてるうちにいつの間にか10時になっていた。

「そろそろ電話しようかな…。」


私はまた携帯を開いた。


「…よしっ…」


勇気をだして通話ボタンを押した。


プルルルルプルルルルプッ

「ぁーもしもし美沙?」

優哉だ〃〃


「ごめんね、いきなり電話して…」


「嬉しーよっ。どした~??」


「……。」