「れん! 課題終わってないから、写させて!!」 「またか…」 あきれた顔をして、素っ気なく返してくる れんだが、はい、と課題を貸してくれた。 「ありがとう!!」 私はれんの隣である、窓側から2列目の1番後ろの席に座り、急いで写す。