「俺が死んでから、後追自殺した子もいて・・・離れたファンもいっぱいいて・・・でも、もう3年たったってゆーのに、ずーっと変わらず好きでいてくれる子がいててん。」
「・・・・・・・・・・・。」
「神様・・・まぁ俺も死ぬまで信じてへんかったけど、ほんとにいててんな。
その神様が、ずっとずっと泣いてるのはかわいそうやからって。」
「・・・・・あたし?」
「そー。お前」

ヒロがあたしに指を差しながら笑う。

「一日だけやけどな、今日一日だけ、せやからデートしよ!」
「・・・・あたしでいいの?」
「ええよ。ご指名や。」

優しい顔で微笑みながら、ヒロがあたしの頭をポンポンと叩く。

「ねる?」
「寝る?!?!?!?!」