「まぁ、あんたに言ってもしゃーないねんけど・・・」
「・・・・・・ッ・・・・あたしは!!!!!!!!!!」
「?!」
「あたしは!!!!ヒロさんの作る曲なんでも好きです!!!!ロックでも!!!パンクでも!!!バラードでも!!!!」
「ば・・・バラード?(笑)」
「ファンのみんなはヒロさんが楽しく演奏出来る曲・・・Panthera tigrisの皆さんが楽しく演奏出来る曲待ってると思います!!!!売れそうじゃない曲だって絶対みんな好きなはずですよ!!!」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「あたし!!!!!!!!ほんとだいすきですから!!!!!!!!!!」

勢いよく立ち上がってしまったことに、ヒロがあたしを見上げてる事で気づいた。

「あ・・・・・・・・。」

真っ赤になったであろう自分の顔を手で多いながら座った。

「・・・・・・ぷっ・・・・・あはははは」

今までの微笑んだ顔とは違う顔でヒロが笑いだした。