「…痛い」
私の一言を聞いてん〜と考え込んでいたが、
「はい、これあげる」
大きな絆創膏を私の膝に貼ってくれた。
そして、
「いたいのいたいの飛んでいけ〜」
笑顔でそんなことを言うものだから、私は笑ってしまった。