「悠斗さん…寝ててもいいんだよ?疲れたでしょ?」


夜中の1時過ぎてるし、忙しく仕事してたんだから疲れているに決まってる。なのにテニスボールで腰らへんを押してくれたり、うちわで扇いでくれたりしてくれる。


悠斗さんも少し休まなくちゃ倒れちゃうよ!!


中「なに言ってんだよ。真湖は自分のことだけ考えてればいいから。」


悠斗さんの優しさが身に染みる。今は、素直に甘えよう。


中「もうそう言うこと言うの禁止。分かったか?」


「はい…。」


なぜか怒られてしまったけど、まぁいいか。


松「じゃあ、子宮口診るね〜。

……うん、今8センチくらいだし、赤ちゃんもそろそろ出たいみたいだね。」


「…あと2センチ…。」


松「このまま分娩台で横になってよっか。ここから、一気に進めばいいんだけどね。」