真「待って!痛いの嫌だよ!?」


「世那は上手だから大丈夫だよ。」


世那はあっという間に血管を見つけて消毒を始めた。


真「そう言うことじゃないの!本当に嫌だってばー!」


ギャーギャー騒いでる割には目線が思いっきり針の方向いてるんだよな。


松「じゃあ刺すね。ちょっとだけ痛いかも…ごめんね!」


真「やっ!!…嫌です!」


どこからそんな力が出てくるんだってくらい針を刺されまいと腕を動かそうとする。抑えてる俺の方が疲れそうだ…。


真「やだぁ…痛いっー!!」


松「ごめんごめん、痛いね……もう少し頑張って!」


真「痛いー!!もう無理っ!!」