「「え?………。」」




そしてまた声が重なり、同じ階のどこかの部屋の人に変な目で見られた。





「ととと…とにかく入ってくださいッ。」






私は慌てて上白さんを部屋に入れた。






「雨藤…、ごめんな。勝手に怒って。…。」





「いえッ、私の方こそ勝手なことしてしまってそれもよかったなぁって思ってしまって…あッ。」






私は慌てて口を抑えて上白さんを見た。