レミリア視点
王宮に着きました〜。もう夢のようです
というか、何故王宮に?
お父様は青ざめてるし、お兄様は何か考えているし……


「ライアス〜久しぶり〜」
「うげっ……アレン」
すると兄にアレンと言われたその少年は私を見て固まった。どうしたんだろ?
「アレン、おいっアレン」
「……あっライアスその可愛い姫は?」
「俺の大事な大事な妹のレミリア」
「初めましてレミリアです」
笑顔で言っているとアレンは顔を赤くしていた。

「大丈夫ですか?熱でも」
「あぁ大丈夫だよ」
しかしお兄様は顔を蒼白させていた。
どうしたんだろ?
これから王様に会いにでも行くのかな?
でも王宮広そう…早く入ってみたい…。異世界オタクの私にはもう最高だ

しかし、お兄様とアレンなんで言い合いしてるんだろ。