「魔法の出し方かー…僕もこの前出したばかりだからね…うーんっとねなんか、自分の中の想いを一点に集中させてたらなんかできた」
「そうなんですか…これから測りに行くので念の為」
「そうだ!!僕の場合水だったから、周りには水の雫が浮いてたんだ!!」
「へぇー!!私も今少しやってみます!!」

自分の想いを一点に…………



ふと、舞中暦の記憶が出てきた。
なんだろまだピースが足りない…
今は、集中集中!!


「リリアン…君の周りにいるの…」
「へっ?何お兄様?」
「ちょっとちょっと待っててお父様を呼んでくる。これはヤバイ…」
なんだろ、お兄様の言った通りにしただけなんだけど……

ドタドタドタ、バタンッ
「リリアンッ、天の属性だったって本当か?」
「ほぇ?なんのことですか?」
「ほっ本物だ…」