ゴソゴソゴソッ…
「ん?わーにぃ、何してんのー」
おもむろにベッドの下に腕を突っ込み始めた晶。
(注・ここは花伊の部屋です)
「別に…」
「がっつり何かあさってるよこの子ww」
杵鞭 花伊はこのような事では動じない。
「あ」
何やら見つけた晶。
「「お?」」
「本はっけぇーん(ダミ声)」
超有名な某猫型ロボットを真似し、本を手にして立ち上がる晶。
「エロ本エロ本??」
バシバシと花伊の背中をはたく結子。
「阿保か。そんなもん無いわ」
珍しく憤慨する花伊。
「少女漫画だー。んーと、…『恋は貴方にストライキ』?『ストライキ』???」
晶はゆっくりとタイトルを読み上げる。
「あきさん、それ恐らく『ストライク』」
すぐさま突っ込む結子。
「あ、ほんとだ」
晶も納得。
「「ストライキwww」」
結子と花伊が声を揃えて爆笑した。