「なんでお前なんかがりりいと一緒にいんだよ。」 子供の頃から、何度も何度も言われた言葉。 最初の方は傷ついていたけど、言われているうちに段々慣れていって。 私が可愛くないこと、りりいのおまけとしか見られてないことなんて、当たり前だと思ってた。 でも、私を見てくれる人がいた、 りりいじゃなくて、私を見てくれた人。 それがたまらなく嬉しかったんだ──