「……‼」


 オレはその瞬間、目が覚めて飛び起きた。


 オレは飛び起きてすぐに時計を見た。

 時刻はもう起き上がってもいい時間だった。


 こんな夢を見た今日。

 それは、梓や太一たちと一緒に祭りに行った一週間後のことだ。


 ……まだ、頭の中がぼーっとしている……。


 ……夢……?

 ……なんで……こんな夢…………。


 ……なんで…………葵……?



 オレは、また心の中が嵐のように吹き荒れだしそうな、そんな予感がした…………。