俺のマンションについた俺と愛実
ぐったりしている愛実をベッドに寝かせて
すぐに
ピンポーン
「副社長。頼まれていたものです」
そう言って持ってきたのは、家で出来る仕事の内容のものだ
「助かった」
「愛実さんは」
「寝てる」
「そうですか。お大事になさってください」
「あぁ」
それだけ言って持ってくるものを持ってきて帰っていった秘書
書斎に仕事を持って行くと
ドッターンという大きな音がして
寝室を覗くと床にしりもちをついてる愛実の姿があって
「愛実」
「!?」
ガタガタと震える愛実
「大丈夫だ。俺だ安心していい」
「しょーゃ・・・」
「あぁ。俺だ。安心していい」
俺の腕にしがみ付いて離れようとしない愛実を
ベッドに戻して書斎に戻ろうとするも
「・・・ないで」
「は?」
「行かないで・・・」
行かないで・・・って
「お願い・・・。ここにいて・・・」
多少無理をするか
「分かった。お前が寝るまで、ここにいてやるよ」
俺の服を掴んだまま寝てしまった愛実。
おでこにしていた冷えピタを取り換えて、上着だけ脱いで
そのまま書斎に戻ってきた俺