何もしてやれねーくせに自分の想いばっかり伝えて、ただの自己満でしかなかった。

「なあ、俺さー本当に死ぬんかな…」

あやか「え…?」

「わりぃー。なんでもねー」

あやか「…」

「黙んなって。」

あやか「りゅう…生きてよ…」

「わりぃーな。」

あやか「なんで…」

「わりぃ…」


俺は、振り向かずそのまま家に入った。


そして、泣き崩れた。