玄関に張り出されていたクラス分けをみた。
私の胸はドキドキしていた。


あやか「なな!!!!同じクラスだっ!!!」

「ホント?!?!やったあ!!!!!」

あやか「しかも、あいととりゅうもだっ!!!」

「ん?りゅう?」

あやか「あっ!ななは知らないかー、りゅうはあいとの友達だよ!!」

「そうなんだね!!あーーわたしも彼氏欲しいなーー」

あやか「ななならすぐ出来るよ!!」

「そうだといいんだけどねー笑」

あやか「あっ!!!あいととりゅうだ!!」



私は振り向いた。


「え…」

あやか「ん?どうした?」

「あっなんでもないよ!!」

あやか「ふーん笑」

「なにーーーー?」


あやかはふふふと笑い、視線をあいとに向けた。

私は、りゅうに釘付けになっていた。